ファンドを経営するのに考慮する必要があるものとして手数料があります。
いくつか調べてみましたが、
その目的、内容で利率などが異なってきます。
●投資信託型
主に、販売手数料と信託手数料がかかります。
さらに、元本保証はしません。(結構重要)
・販売手数料
販売手数料は、買う時に取られる手数料です。
販売手数料が無料のものもあり、ノーロードファンドと呼ばれているようですね。
・信託手数料
信託手数料は、運用をするので手数料をくださいという考え方です。
一般に1~3%(インデックス投資ならばもう少し安め)くらい年間でかかるようです。
・その他
他にもいくつか手数料がかかります。
成功報酬:利益に対してかかる報酬
情報提供料:現地法人の情報を集めるのにかかる手数料(海外ファンドで見たことがあります)
これらを見てて思うのは、
・元本に一定の割合で手数料がかかること
・損失を出しても保証してくれないこと
すなわち、「得をしても損をしても手数料がかかる」ということです。
そのため、時々週刊誌などでかかれますが、
投資信託は使うな。といわれても仕方ありません。
ヘタな運用管理者は、手数料を取りつつ損失まで出してしまうのですから・・・。
さらに、運用管理者は、
失敗してもそれほど懐が痛むことはありません。
●融資型
こちらは実際にお金を借りて運用します。
借用契約なので元本保証(もしくは一部保証)になります。
年間の金利と、成功報酬(ないものも多々ある)は共通です。
バフェットが初期に経営したバフェットアソシエイツだと、
・4%を超える利益の半分が手数料
・損失を出したら4分の1は補填する
この2つのルールで貸し出しています。
マイナスを保証するのは日本だと法律違反になるようです。
(金融商品取引法第39条)
なので、借金をするような方法くらいしか、
元本の保証をしている信頼性を与える融資がありません。
私はこれに近い方法で融資したのですが、少々相手に有利にお金を借りました。
●信用取引と金利
実は信用取引も、自分の元本をもとにお金を借りて運用している内容に近いです。
・金利(1.5~3%くらい)
・購入手数料
を支払うことで、株式等を購入します。
つまり、金利より高いコストで融資を受けると、
信用取引を行った方が安いということになります。
似たようなもので、CFDというものがあります。
CFDでは、購入した株式等に対して金利までついてきます(融資を受ける側がもらえる)。
ヘタな融資より信用取引のほうがコストが軽い場合があります。
細かい金利は調べていませんが、
元本を保証すると金利はものすごく安くなります。
今後は比較して、調べて、融資をお願いしてみようかと。
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