恥をかく、これが初心者の特権

起業・独立・マインド

今日は、娘と平塚の七夕祭りへ行ってきます。
久々に開催で出店はなく、コロナの広まりからしておとなしめの様子となりそうです。

さて、本題。

最近ちょっと行き詰まったことがあり、その旨、人に頼ることにしました。

自分の周りには、優秀で優しい方が多いこともあるため、色々な相談に乗ってもらうことができています。

中には、そんなことまで聞くのか、という内容もあります。

「基本的なことを聞くことは恥ずかしい。
 自分で考えたほうがいい。」

と考える人がいます。
個人的には、そんなことはありません。

むしろ聞かないで無駄な時間を過ごしたり、問題が解消されないことのほうがよっぽど恥ずかしいものです。

今日はそんな「聞く」ことについて考えてみることにしました。

(現時点で)自分よりできる人に相談するのは恥ずかしいことではない。

恥をかくのが怖い、でも聞こう

わからない、誰かに聞きたい。
でも、失敗を知られるのが怖い。
恥をかくのが怖い。

確かにその通り。
わたし自身も、なんだかんだ言って失敗は怖いし、恥をかくのも苦手です。

ただ最近は、これらを少し割り切って考えるようにしました。

初心者(若い頃)の恥はかき捨て。
(さすがに、もう若いとは言えないけど、まだまだ起業や転職は初心者です!)

初心者の頃に失敗するのなんていくらでもありますし、みんな最初は初心者です。
要領よくやれる人すらミスはあります。

そして初心者の頃の「恥」を活かせれば、糧となり、成長のきっかけになります。
また、5年後、10年後の後輩や従業員さんへの笑いのネタになると思います。

初心者の時に恥をかくのは、リスクよりリターンの方がはるかに大きいのです。

聞くは一時(いっとき)の恥

最近、独立・転職で行き詰まり、どうしようもなくなったので人に頼ることにしました。
(先日書いた、決まりそうな転職があるのですが、ある事情によりゴールの目の前で座礁中だったりします。)

一方で、そんな独立、転職で成功している人は知り合いでも幾人もいます。

自分でできないことでも、すでにクリアしている人や、得意分野の違う人に頼ることで道が開けることがあります。

聞くことは「自分の無力を示す恥ずかしいこと」なのかもしれません。
でも一方で「恥」を気にして何年も、何十年も無駄にしている時間は人生にありません。

聞くは一時(いっとき)の恥。
聞かぬは一生の恥。

格言にあるとおり、同じ恥をかくなら一瞬のほうがいい。
自力で解決できないとわかったら、「困った段階で一流の人に相談する」のが最短だと思うのです。

「メンター」や「手本になる人」はいますか?

とはいえ、むやみやたらと恥をさらしまくっても仕方ありません。
自尊心(セルフイメージ)を傷つけるだけになりかねません。

糧とするために意味のある人から学ぶことが大切です。

「メンター」や「手本になる人」などを決めて、その人だけにはいくら恥をかいても良いということにしましょう。

メンターとは「仕事や人生などさまざまな場面で個別に助言指導を行う役割をもつ支援者」のことです。
(「あしたの人事 Online」より)

スターウォーズならば、ルーク・スカイウォーカーにとっての「マスターヨーダ」のようなものです。自分自身の手本となり、生き方を参考にできる人から学ぶことが大切です。

この「メンター」どの人にすべきか。
新たに探すのもいいですが、何十年(学生ですら20年以上)も生きてくれば、

 ・生き方を見習いたい
 ・自分が挑んでいる難問をクリアしている
 ・尊敬に値する

ような人に何人か出会えたと思います。
わたしにも社会人以降で何人もいます。

相談することが出来る人から学ぶのが最短かつ最適です。

ただ、相談したい人との距離が遠い時もあると思います。

まずは一度、連絡を取ってみても良いかもしれません。
過去に相談した方で、人間的に尊敬に値するような方は、自分の「本気」を伝えることが出来れば協力してくれることも多いように思います。

とはいえ、直接相談することがどうしても難しい場合もあります。
もし出会うのが難しければ、「書籍」「ブログ」「セミナー」などから、行動、哲学、指針を完全に真似ます。
形式的なところから、考え方まで。

この期間は、敢えて自己のアレンジを加えません。
武道でいう、守破離の「守」ですね。

ただ、メンターに従う中でも「疑問点」はマスターしたあとに役立つかもしれないので何らかで書き残しておくと良いかもしれません。

最後に、得られるものをマスターしたら、自己のオリジナルを追求し、そのメンターから離れればよいのです。

「メンター」は、道を示す羅針盤。
成長を続ける限り、一生頼ることはまずないと思います。

一方で、成長した後に恩返しやパートナーとしての立場で「メンター」をサポートできるようになったらそれは素敵な成長だと思います。

まとめ

今回は、自己啓発的な内容になってしまいましたが、手段がなくなって困ったため、ふとこれらの内容を思い出しました。

今日のポイントは4つ。

 1 聞くは一時の恥なので気にしないで聞く。
 2 困ったら恥をかいても人に頼る。
 3 聞けるメンターを決めて、とことん真似る。
 4 マスターしたら自分自身のオリジナルを入れてみる。

株式、太陽光発電、不動産などの投資、税理士試験、大学、大学院、ボランティアスタッフ等々、困ったときは人に頼る習慣が自分にはありました。

何となく、コロナ禍で忘れかけていましたが、困ったときには人に頼り、自分の得意分野で返すというのは、元々からある自分の自然体です。困ったときこそこの特技を生かしたいものです。

最後に、話が変わりますが、安倍晋三元首相の事件を観ました。
「日本が安全」というのは過去のことなのかもしれません。

米国では、過去に現役大統領であるケネディ氏が殺害されてから約60年ほど経ちます。
米国は、あのころが頂点だったと語る方もいます。人の死や別れにはそれだけの影響力があるのです。

今後のわが国も、昨日の事件を基に大きな転換期を迎えるような気がします。

不安の多い社会となり衰退していくような気がしてなりません。
金銭面もそうですが、人の生き死にはふとした瞬間に来るように感じられました。

だからこそ心を強く持ち、次の時代と戦っていかねばなりません。

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