株式投資の未来 5

おはようございます。

リュウです。

昨日は「バブルの罠」について考えてきました。

バブル期は、儲けを出せていないような企業ですら、

必要以上の評価をされるため、とても高い値段で取引されています。

良い企業は高くても買う。

ここまでは正論ですが、「いくらでも買う」というものではないようです。

バフェットもそこは心得ており、

バブル期の全盛の時に、「買うものが無くなった」という理由で、

バフェットアソシエイツを解散しました。

今回は、「IPO投資」についてです。

結論から言うと、

「IPO投資」は、当たれば大きいギャンブル的なものが多い。

手にするリターンも概ね低く、リスクは高い。

IPOではない小型株を買うときの平均リターンのが高い。

となっています。

1968年から2000年の33年間のうち、

IPO銘柄を公募価格で手に入れるポートフィリオを汲んだ場合、

実に9割近い、29年間はマイナスの成績を上げている。

IPO銘柄を主に売る人は、

「その会社の経営陣」である。

会社が波に乗った絶頂期で株式を売りに出す。

絶頂期は「目下の流行り物をめぐる投資家の熱狂がピークを迎えるとき」です。(P105)

一方の投資家は、

手に入れた株式が落ちていくのを眺めるしかないようです。

個人的に、

最近見た銘柄だと、電子書籍で有名な企業、

「(3641)パピレス」です。

公開初日、ストップ高で絶好調だった銘柄は、

まっさかさまに株式価格が落ちています。

http://company.nikkei.co.jp/chart/chart.aspx?scode=3641&ba=9&type=2year

しかし、それでも公募価格(2700円)より10%以上高いので、

もし仮に、公募価格で入手できた方は、

利益を上げることができたかも知れません。

どう見ても、IPO投資はギャンブル性が高い投資のようです。

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