おはようございます。
徐々に続いていく円高ですが、
状況を整理してみました。
・ドル安の原因=アメリカ不安
・ユーロ安の原因=ギリシャ不安
のようですね。
アメリカとギリシャがデフォルトを起こしそうなくらいピンチだとは思いませんでした。
日本の危険かどうかすらわからない原子力や、
円高で輸出が厳しいと叫んでるのとは比べ物になりません。
現時点で、アメリカ合衆国の国債の発行量が15兆ドルを超え、
限界まであとわずかなようで、一時的な時間稼ぎはしているのですが、
それでも厳しいようです。
アメリカ合衆国でも日本と同じねじれ国会で、
経済問題に対しても、スムーズに意見を通せません。
そのためロクな経済対策もできず、現在に至ります。
かつでギリシャに対してEUが一時的に助け舟を出せましたが、
借金が多くある状況なので、崩壊に危機であり、
ギリシャの崩壊がきっかけで、それ以上の借金を抱えているイタリアも崩壊するわけです。
連鎖的にEUも崩壊の危機にあります。
そこでデフォルトを起こすわけですが、
デフォルトは、「借金は返済しない」と宣言するようなもので、
日本で言うと、「徳政令」を想像してもらえればと思います。
一時的に借金からは逃げられます。
ただ、以降金貸しは絶対にお金を貸そうとはしません。
(返済してくれない人にお金を貸すなんで捨てるようなものですから)
そこで、デフォルトを起こした国は、
予算を組むのが非常に大変になり、崩壊していくわけです。
崩壊すると、お金の価値がものすごく下がるため、
いわゆるハイパーインフレが起きます。
そのため、USドルやユーロから逃げ出す人が増えているわけですね。
良くはないものの代わりに安心できる日本円に通貨が集まるわけです。
日本が良いのではなく、他国がやばすぎるだけのようです。
ただ日本円に逃げたところで、
問題解決できるかどうかというと微妙なところです。
人によっては金を買うそうですが、
債券や株式を持っていてもある程度対策できるのではないでしょうか。
危機的状況なはずなのに、
日本国内のマスコミはあまり報道しません。
AKBとか韓国の芸能人の話はどうでもいいので、
もう少しこういった切実にヤバイ記事をニュースにすべきではないかと思うのです。
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