バフェットの教訓 36~40

リュウです。

今日は第36回。
第3章 「恩師を持つこと」です。

バフェットが450億ドルの資産を築くことができたのは、
彼自身の力だけではなく、それ以外の人の経験や働きがあり、
現在の彼を作り出しています。

この章もまた、
一つ一つ、考えていきましょう。

No.36

 今日、誰かが木陰で涼を取れるのは、

 ずっと昔、誰かが木を植えておいてくれたからである。

彼の師である、
ベンジャミン・グレアムがバリュー投資を作り出しました。

バフェットはそれを応用して、
偉大なる実績を生み出しました。

偉人の方法を真似ることで、
成功に早く、正確に近づくことができます。

バフェットはグレアムの本を読み、
彼から色々と学びたいと思い、
コロンビア大学に入りました。

本文によると、
彼とグレアム氏は、その投資方法について、
思想を戦わせていたようです。

バフェットは最優秀の成績で持って彼の授業単位をとり、
また、(時間がかかりましたが)グレアム氏の会社で働くことになりました。

そして、数十年後、
バフェットは世界で第3位の大富豪にまで成長することができたのです。

見習うことができる師匠を持つと言うのはすばらしいことです。

日本でも「守破離」という言葉があるように、

まず師の教えを守り、
教えを破り(あえて従わない方法をとってみる)、
教えから離れる(独自の方法を身につける)。

という言葉があります。

自分の場合、バフェットから入り、
グレアムとフィッシャーの理論を学びました。

バフェットの手法があるので、
早く、正確に億万長者への道が築かれており、
また、その教えを越える為に努力を重ねないといけないのでしょう。

 

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37回は編集時に誤処理で消失。

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リュウです。

今日は第38回。
「バフェットが投資で特化している知識」です

No.38
ベン・グレアムとフィル・フィッシャーを読みなさい。
年次報告書を読みなさい。そして、
ギリシア文字が入ったような方程式を使うのはやめなさい。

ベンジャミン・グレアム先生の考え方は、
「会社の長期的価値に対して割安の株式だけを買う」こと。

そして、フィリッピ・フィッシャー氏が教えてくれた考え方は、
「クォリティの高い会社の株を買って長く長く保有し、
継続的な好業績によって企業価値が向上するのをじっくりと待つ」こと。

バフェットはこの2つの方式をあわせた、
安く、成長する株式を長期間保持する方法で成功してきました。

バフェットは言います。

もし株式で儲けるのに複雑な式を使ったものが一番有効ならば、
わたしは路頭に迷っていたことでしょう。

専門家は、専門家であるがゆえに複雑な公式を好み、
新しい発見をしたかのように使います。

しかし、彼ら専門家は、
世界第3位の大富豪、バフェットの運用成績を下回るだけではなく、
長寿番付に載るものもいないようです。

複雑な公式は、その方法を教えることでお金になりますが、
その方法自身で高い運用率を上げることができるとは限らないのです。

結論は単純なところにあります。
投資は様々な要素が絡み合ってきますが、
複雑に考えすぎないことです。

 

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リュウです。

今日は第39回。「投資家と事業家」です。

No.39
わたしは事業家であるがゆえに、
より良い投資を行うことができ、
わたしは投資家であるがゆえに、
より良い事業を行うことができる。

良い事業家は、ビジネスの良し悪しを見分けられる。

(長期)投資で良い結果を出す上で必要なことは、
長期的に存続し、発展し続ける企業を見つけ投資することです。

そして、それを見る目を養うことが必要です。

事業家として、ビジネスの良し悪しに気づき、
投資家として、良いビジネスを安く購入する。

この2つを守ることで投資で成功することが可能です。

また、バフェットは過去に似たような言葉を書いています。

No.17 株式はビジネスの細片とみなすべきだ。

株式購入はビジネスを行うのと大差なく、
あなたが企業の事業をすべて引きついで経営者になったつもりで、
その良し悪しを判断し、購入する必要があります。

 

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リュウです。

今日は第40回です。
読み続けてくださっている方、ありがとうございます。

今日は、「グレアムの投資法とバフェットの決意」です。

バフェットは、
グレアム氏のバリュー投資法を本で読み、
コロンビア大学入学し、彼からバリュー投資学びます。

しかし、1940~50年代はよかったものの、
彼の投資法は、良い割安な企業も、悪い割安な企業も買うことになり、
効率が悪いのです。

バフェットは、ある朝ふと気づきました。
グレアム先生の方法(のみで)は、現代では通用しない。

彼は、習慣という鎖を断ち切ることにしました。

グレアム氏の言葉に加え、
フィリップ・フィッシャーの成長株投資を合わせた投資法を実践するようになります。

しかし、今までグレアム先生の方法で金持ちになることができたので、
手放すのには相当の勇気が必要だったことでしょう。

勇気を持って、船から飛び込みました。

普通のビジネスを安く買う方法から、
永続的な競争優位性を持つビジネスを相応の価格で買う方法に転向しました。

彼の投資法は、コカ・コーラの大株主になった頃から、
はっきりと優良株(かつバリュー投資に当てはまればよりよい)の購入を行うようになるのです。

グレアム先生は、バフェットをお金持ちにしました。
そして、グレアム先生の手法から離れることで、
バフェットは大金持ちになることになっていきます。

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