おはようございます。
リュウです。
今日は、ジョージ・ソロスについてです。
ソロスというと、今まで紹介した投資家の中でも、
かなり有名な方かと思います。
日本人でも、
投資を志した方なら名前くらはご存知かと思います。
ソロス氏は、
「投資家」というより「投機家」としてのイメージが強い。
また、彼は「(投資・経済?)哲学者」としての側面もあり、
再帰理論という考え方を持っています。
再帰理論とは、
「認識が物事を変化させるのと同時に物事が認識を動かす」理論です。
自分の考えが、相場に反映され、
フィードバックされていくわけです。
ウワサがウワサを呼び、
株価の暴騰と、暴落を生みだす。
(P313)で株価理論についても述べています。
ファンダメンタル分析では、収益や資産の尺度で企業価値が決まり、
株価が決まっている。
しかし、株価そのものが企業のファンダメンタルな価値を決めている、
という側面も忘れてはならない。
つまり、良い評価を受けた企業が、
それにより、良いファンダメンタルになっていくわけです。
また、「再帰理論」を基に考えると、
サブプライムローン問題でソロス氏が起こした行動には興味があります。
サブプライムローン問題が沸騰しかけていた頃、
それに対し警鐘を鳴らした「ソロスは警告する」という本を出しています。
その本を出版した直後、
彼は大きく売り相場に身をゆだねます。
売り相場を大きく利用したソロス氏の動きは、
「彼の予言が当たった」のではなく、
「彼が予言で(ヤマを)当てた」ようにも思えます。
そんな投機家としての印象が強いソロス氏であるため、
恨まれている方も多いそうですが、
慈善活動を多くしており、当人はお金に対してそこまで執着がなさそうです。
不思議な方です。
ソロス氏は直感で動く方なのか、
投資方法について書かれた資料があまりありません。
バフェット氏とは真逆のようでとても似ているジョージ・ソロス氏。
とても気になる方です。
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