給与明細を観て想う「自分の咲く場所」と「FIRE」

ブログ(その他)

今日は妻が体調不良のため、娘と遊びに行ってきます。

SNSで株式投資の情報を収集していた際にあるTwitterアカウントをみつけた。

そのアカウントでは、給与明細を買い取り(許可を得て)公開しているアカウントです。
こういう視点を与えてくれる人は貴重なので即フォロー、読み解いていきました。

先に書きますが、「高給取りに対する批判」とか「嫉妬」とかとはちょっと違います。
結論から書くと、「置かれた場所に咲く必要は無」く、「何もないならFIREを目指す」ということ。

逃げるも逃げないもあきらめるも自由。私は咲く場所を選びたい。

他業界の給与明細を観られるTwitterアカウント

前文にある通り、Twitterで給与明細を買い取り公開されているアカウントが誰かのツイートを観てたら出てきました。

https://twitter.com/kyuyokaitori/ 給与明細買い取り屋さん

こういう新たな視点を与えてくれる人がいるのでSNSを観る時間は貴重です。
すぐフォローしました。

公開されている情報を見ると色々驚かされます。
自分の明細は、流石に無料・優良を問わずこういう公開の仕方はちょっと怖いのでできませんが、統計サイトから見るに同年代の給与平均よりちょっと悪い程度くらいです。

ただ、業務は繁忙期はかなり遅めなものの、比較的帰りやすい職場です。
(最近、職位が変わったのでそうもいかなくなりそうですが・・・。)

ある医師の給与明細から

そんな方のツイートを読み返していくと、お医者さんの給与明細に行きつきました。

リプを見ると、基本的には「このくらいだと安いくらい」という見解が多いようです。

ポイントを見るに

 ・時間外
 ・その他手当による基本給の圧縮とボーナスの圧縮
 ・美容外科などはさらに給与が良い
 ・外科は他の科と比べても労働環境が悪い(おそらく四六時中リスクがある仕事のため)

といった点を挙げています。

リプからも同業者(お医者さん)さんと思われる。

これを観て「高い」と思う方もいるでしょうし、リプのように「低い」と思う方もいるでしょう。

個人的には「高い」側でしたが、批判というより「これだけ高給の世界が国内にもある」ことに感銘を受けました。
同じ公職で命を預かるにしても、消防、救急、海上保安庁などが、ここまで高いか(夜間勤務や労働環境を加味し)というとそうでもないかと思います。

有利な位置に身を置くこと

自分も就職した直後は、実家暮らしでしのぐほど、収入が細かったころもあります。

そんな当時の自分を振り返ると、「ならば、敢えてそんな職場に残る必要があったのか」ということ。
そして今、「今後、ここに残る必要がどの程度あるのか」ということです。

 ・家族との時間を確保し
 ・心身健康であり
 ・そしてしっかり老後の蓄財もできる

そのために、今の職場が気に入らなければ変える。

「置かれた場所に咲く」必要なんて、かけらもないのです。

FIREを目指す人たちの心中

また、今から有利な位置に身を置くことができない人もいます。

 ・収入
 ・社会的地位
 ・家庭との両立

これらを満たす職場(事業)に居ることができず、悩んでいる人は少なくない。

そして、今の立場から変えることは中なに難しい状況の人もいる。

例えば、自分が医師の給与がすごいと思ったとして、今日から医師を目指すのは相当無理(又は苦労に見合うコストパフォーマンスの悪さ)しないといけません。
理系でしたが、今からシリコンバレーに行くのも困難でしょう。

そういう人達が目指すのは、「FIRE」なのかもしれません。

Twitterなどで時々発せられる言葉「FIRE」ムーブメントは、10年程度前からある言葉ですが、最近加速して見かけるようになりました。
そして、「FIRE」というワードは、高給な方よりむしろ給与が少ない方から発せられることが多いように思います。

自分の心意から「FIRE」を目指す方の気持ちを考えると、

 ・前線の仕事(やりがいのある仕事)でなく
 ・給与も高くなく
 ・モチベーションを失った

そういったサラリーマンに対する最後の信念のように思いました。

少ない給与から生活費以外等投資し、財を築き、(敢えて)労働から離れる道を選ぶ人の心中は、そういった社会の苦しみの中から生まれたものなのかもしれません。

まとめ

給与明細から感じたことのまとめ。
観た感想も、常識レベルの違いで全然感じ方が異なるため「高い」「安い」は殆ど触れませんでした。

どちらかというと、

 ①住む世界が違うと常識も変わる
 ②儲からない世界は儲からない、住む世界を変えることが大切
 ③FIREは、サラリーマンの最後の信念

他の給与明細ツイートを観ていると、外資勤務で年間40万ドル(年収4,400万円相当)の方もいました。
こういった方はかなりハードな仕事ですが、10年も稼げば生涯賃金に相当する資産を得ることができるわけです。
(税率45%+10%だとしても、2億をゆうに超えます。)

どういう生き方を目指すか。

13歳からのハローワークという本https://amzn.to/3eTPDuT がかつて話題になりましたが、
13歳から目指すFIREという考え方も生き方の一つだと思うのです。

 ・目指したいものが無い
 ・活かせる特技もない
 ・でも、平均寿命90歳近くまで生きねばならない

そんな13歳から89歳までの人が救いを求めるものが「FIRE」なのかもしれません。

私は「咲く場所を選びたい」と思っています。

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