リュウです。
今日は第13章。「競馬場での学び」についてです。
バフェットはこのころ、競馬場によく行っていました。
勝ち馬の予想屋さんとして情報分析、
資料配布や、
はずれ馬券を拾い集めて、当たりの馬券を探す作業をしていました。
彼が競馬場で学んだ大きなこととして、
1 一レースだけで帰るものはいない
2 損するレースにかけなくてもよい
ということです。
市場でも競馬場でも同じですが、
あまり深く考えずに賭ける人がいます。
ジョッキーーの勝負服や、
誕生日の数字など、ゲン担ぎで賭ける人がいるわけです。
こういう人が多い場合、
仮にある馬がレースでの勝率が10%なのに、
10倍以上の14倍の配当金が出る場合があるのです。
そこをバフェットは狙います。
・・・・が、バフェットは競馬で勝つことはできませんでした。
反省点としては全レースに賭けてしまったこと。
1 一レースだけで帰るものはいない
2 損するレースにかけなくてもよい
この2つのルールを守れなかったからでしょう。
これがきっかけかはわかりませんが、
彼は、今後賭けゴルフの1ドルですら(分がよい勝負には)しなくなります。
バフェットには賭けは向いていなかったのでしょう。
そして、彼にとっては、
市場は賭けではなく投資の場という分のよい戦場だったのかもしれません。
—–
コメント