リュウです。
今日は第16章、ニューヨークへ。
コロンビア大学に進学したバフェットは、
ニューヨークに住むことになります。
今までの学校の授業とことなり、
自分の好きなことをしだしたバフェットは、
大学の授業を真剣に取り組むようになりました。
この章の名シーン。
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バフェットは父親とともに、
マーシャル・ウェルズという金物卸売業者を購入する。
マーシャル・ウェルズの株主総会で会った、
ルイス・グリーン氏にバフェットは感銘を受け、
一緒にランチをすることになる。
グリーン氏はバフェットに
「どうしてマーシャル・ウェルズを買ったのですか。」
バフェットは、
「ベン・グレアムが買ったからです。」
本当は、それ以外にも理由があった。(利益を出せる会社だったので)
しかし、グレアムを尊敬してやまないバフェットは、
グレアム先生が買ったからとつい言ってしまったのです。
グリーン氏はバフェットの顔を見てにこういいました。
「ワン・ストライク!」
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グリーンはバフェットに、
「自分の力で判断しようぜ。」と教えてくれたのです。
私も、株式をはじめた当時は、
私より詳しく分析できる友人が買っている株式を、
なんとなく真似して買った事実があります。(しかし利益は出た。)
しかし、それではダメなのです。
バフェットはグリーン氏の言葉に影響を受けて、
自力で自分のよいと思った銘柄を見つけ出すためにいっそうの努力をしだします。
そこで、グレアム先生が会長を勤めるガイコ社に気づきます。
ここから先は、色々な本に書かれているとおり、
デービッドソンさんに、保険業について、
ガイコの優位性について色々と教えてもらいます。
おそらくこのころ、
バフェットは保険業のフロートについて、
深い興味を持ったに違いありません。
バフェット自身が統計に興味を持っていたので、
保険業の知識も水を吸うスポンジの如く吸収していきました。
バフェット流の投資法を行っている方は、
競争優位な企業、そしてまだまだ人々が気づいていない企業、
これらを見つけたときのワクワクする感じを想像してもらえればわかるかと思います。
ここから、バフェットの目覚しい成長が始まっていきます。
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