リュウです。
第48章では、ソロモンの事件がそのまま取り上げられています。
概要としては、
ソロモンの腕利き投資家のモウザーが、アメリカ合衆国の国債をごっそり買い占め、
買い占めにともなう値上がりを利用して売りさばく。
といったもの。
そこで、国は一定以上の国際の買占めに制限をかけたのですが、
モウザーは他者も利用して買い占めを続けたことから、今回の問題は発生します。
一株主のバフェットとしては、今回のソロモンの件は、
直接関わらないでも特に害はなかったのです。
ただ、ソロモンが倒れると、
アメリカ合衆国内の金融市場が大荒れになることが予想されたため、
バフェットが立ちます。
問題を起こした従業員を解雇し、
財務長官に連絡し、
新しい企業風土を興す。
道のりは簡単ではありません。
しかし、バフェットはこれをやってのけていくことになります。
どこの国でも報道陣って、
そのときに起きたスリリングな事件を求めているんですね。
それが良い意味でも悪い意味でも、
物事を極端な方向に誇張して進めていくことになってるのかもしれません。
—–
コメント