休み最終日の虚無感の原因は「○○していること」

リュウです。
 

連休も最終日、とはいえ今週末は3連休なので負担は少なめですね。

さて、本題。
私は、年末年始の休暇を終える1月3日に虚無感を感じていました。
この虚無感の正体は、単なる長期休暇だからなのでしょうか。

夏休みも土日を絡めて極力6日以上休むようにしているのですが、ここまでの虚無感はありません。
原因は、長期的に仕事から離れることとは別のところにあるようです。

今日のテーマは、「年末年始の虚無感を減らす」ことについて。

※近所の神社で初詣・・・ですが実は15年前。(2005.1 神奈川県横須賀市)
 今年も繰り返す初詣。

 15年前と同じことをしているというのは良い事である一方、悪い事でもあると思います。

●もくじ
1 虚無感の正体
2 ある小説での言葉から
3 年末年始に繰り返す同じこと
4 意図的に同じことをしない

1 虚無感の正体
虚無感の正体を考える上で、サラリーマンならご存知の「日曜に感じる倦怠感」について考えてみましょう。

日曜日の夕方の倦怠感は、年末年始の6日間を終えるときの感覚に似ています。

そのため、倦怠感の大小はあるものの、休暇の長さによるものでは無さそうです。
 

では、なぜ「倦怠感」が生まれるのでしょうか。

この倦怠感は「何もしていない」週末に感じることが多いように思えます。

一方で、週末に長野に行ってセミナーを受けたり、全力で試験勉強をしていたときの週明けには感じることは少ない(又はない)のです。

 

冬休みに感じた虚無感に対し、夏休みにそれを感じないのは、日本中(18きっぷで)飛び回って色々なものを観たり体験したりしているからだと思われます。

とはいえ、年末年始は厳密には何もしていないわけではありません。
不要なルーチンを繰り返すことで6日間(今年は9日間)を過ごしてしまうことで得ることが少なく、「何もしていない」後悔を感じているのではないでしょうか。

2 ある小説で出てきた名言から
「同じことをして違う結果を求めるのは狂気である」
という言葉があります。
アインシュタインの名言とする方もいるようですが、実際はとある小説(リタ・メイ・ブラウン女史の小説のようです。原典を読んでいないので引用できませんが。)に出てきた言葉のようです。

これは、「同じことをしていても、同じ結果以上のものを期待するのはおかしい」ということ。
年末に実家に行き、いつも同じことを、ダラダラとしていること。

自分は、これを「何も出来ていない」と無意識に感じているのでしょう。

そのため、1月3日(今年は5日)に、(何も進んでいないことに対する)虚無感を受けるのだと思われます。

3 年末年始に繰り返す同じこと
年末年始はいつも同じことをしています。
具体的にはどのようなことをしているのかを整理してみました。

●我が実家にいるときに感じたルーチン(今年は12/30~1/3)
・紅白歌合戦を観る(私は観ないのですが)
・23時40分頃に年越しそば
・ゆく年くる年
・初日の出を見に行く
・初詣に行く
・実業団駅伝を見る
・芸能人格付けチェックを観る(これも観ない)
・箱根駅伝
・高校生の友人と飲む
・録画した笑ってはいけないを観る(これも観ない)

我が実家では、このことを毎年続けているような気がする。
(年末年始のテレビ関連は駅伝系くらいですが。)

良い習慣なら続けるべきですが、良い習慣とも思えない部分も多いので、今年は「違うこと」をしようと決めていました。

4 意図的に同じことをしない
とはいえ、年末年始は自分又は妻の実家にいるため、自宅にいるのに比べて行動をコントロールすることが難しい。
 

そこで、「実家でも出来つつ(自宅以外でもできる)」、意図的に「同じことをしないで済む」よう、やり方を崩してみました。

試しに、今年は今までにやらなかったこと、「読書(多読)」を重点的にやることにしました。

●年末にやろうと決めた作戦
年末に繰り返していた良くない習慣を改めるためにしたことは以下の通り。

 

①今まで(最近買った又は読むタイミングを逃した)本を20冊持っていく
②20冊のうち、今まで読んだことのないジャンルの本を半分の10冊
③テレビを高音量で流しているのを(聞くだけでもしんどいので)避け、別部屋に篭る

そして、ひたすら多読の時間にしました。
結果として、読んだ本は12冊(読める時間を考えればもう少しいけたと思いますが、やはり時間が浪費されてしまうものです。)

読書が最適解とは思っていませんでしたが、過去数年の「同じことをし続ける習慣を回避」ことに成功。
1月3日夜にくる虚無感を半減させることができている気がします。

改める方法は読書に限りません。

普段体を動かさない方は運動なども効果的だと思います。

重要なのは、「良くないと思えた習慣を改める(回避する)こと」です。

●まとめ
大事なことは2つ。

①休暇を終えたときに感じる虚無感の正体は「同じことをしている」こと
②対抗策として「習慣を改める(普段しないことをする)」こと

 

ひとり税理士さんが度々行っている1日1新は、「普段しないことをする」ことを体現しています。

日々新しいことにチャレンジし、メリハリをつけた生活にすることで、休暇による虚無感を受けずに活動できると思います。

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