今日は雨。
昨日買った娘用の傘を使いたがっているので近くのコンビニに行ってみようと思います。
●今日の娘
昨日、娘用に傘を買いました。
サンリオのマイメロディの傘(さすと耳がピョンとでてくる。)です。
相当気に入ったらしく近くの公園で30分くらい晴れているのに傘を差して歩いていました。
公園で遊んでいた子供達も不思議そうにしていました。
さて、本題に。
先日、義理の弟から娘の誕生日祝いが届きました。
そのプレゼントがシルバニアファミリーの幼稚園のセット。
箱を開けた瞬間、娘が「キャー」と叫んで喜んでいました。
今回は、そのプレゼントの「空箱」で遊ぶ娘を見て思ったことを書きます。
目次
ダンボールを冷蔵庫に
シルバニアファミリーで遊ぶ娘を見て、「うちの娘も人形遊びをする年になったか。」と感慨にふけっていたのが木曜日。
土曜日に、捨てる予定だったプレゼントが入っていた空のダンボールを入口から持ってきて、「れいぞうこ!」と言い出して遊ぶようになりました。
冷蔵庫に、過去に買ってあげた野菜・果物(をカットするやつ。)などを中に入れてご満悦。
「ひやしたドーナツを パパにあげるね!」
と、別のおもちゃのドーナツを取り出して皿に入れて持ってきました。
ダンボールの空き箱を冷蔵庫に見立てる想像力は、大人じゃ得られないものと思いました。子に学ぶことも多々あるのです。
子に見習うべき点は山のようにある
子に学ぶべきこと。娘を色々観察をして見ることにしました。
観察すると色々な発見があります。
学び方
3歳児は、言語・身体能力(五感を含め)は、まだ大人には程遠いです。当然読解力もない。
子どもは、「見て学ぶしかない」のです。
親や保育園の先生・同級生などが彼女の「世界」です。
その「世界」で受ける言葉、考え方、活きる術を、眼や耳に入ってくる情報を頼りに「真似」します。大人に比べて、脳が活発な時期である等の身体的優位はありますが、素直に真似するから成長も早い。
一方で、大人だとなまじ知識や理解力があるため、「正しいか、正しくないか」、「好きか、嫌いか」などのバイアスがはたらきで受け入れないことが多いです。
好奇心
子どもは何でも興味を持ちます。
親が作る料理、親が触るPC、それこそ冷蔵庫の開け閉めまで、何もかもに興味を持ちます。何でも触ってみるし(3歳児くらいになると、危険と言われるのを理解し、最低限のことだけは避けるようになりましたが・・・)
多くの大人は、好奇心が弱くなるように思います。
ワクワクするアンテナがさび付くのかもしれません。
全力を尽くす
子は好きなものには全力を尽くします。
「失敗」を気にせず前に進みます。
親の庇護があるとはいえ、本人はそれを自覚して失敗をしに行くわけではありません。
(好きならば)飽きずに続けられる強さは大人より遥かに上です。
これが、大人になると「全力なんて格好悪い。失敗したらダサい。」というブレーキがかかるようになります。
心底「なれる」という意思
子ども達は、本心で「仮面ライダー」や「プリキュア」になれると思っています。娘はプリキュアのおもちゃで本当に変身できると思っているわけです。
大人になると「そんなのできるわけないじゃん。」となるわけです。
なれるかもしれない、を「なれない」という言い訳が上手になるのも大人の弱点です。
ダンボール冷蔵庫の件も、娘にとっては、
「わたしの れいぞうこが欲しい!」
「これは、れいぞうことして使える!
この れいぞうこ もらっていいよね!」
となるわけです。
「守り」に入る大人たち
2の特徴を通して考えてみると、子どもは「攻め」、大人は「守り」に入っているように思います。
大人はなぜ「守り」に入るのか、理由のひとつとして「大人になる過程で狭めた選択肢を生かすため」と考えます。
子どもの可能性は無限大、とよく言われています。
これは、子ども達は生まれた時点で将来になんにでもなれる、という理想を指します。生まれたときから人生の最適解を拾い上げれば、無限大までたどり着けるかもしれません。
一方で、「元」子ども達は、大人になる過程で選択をすることとなります。
例えば、スポーツ選手を目指す・目指さない、大学に進学する・しない、理系・文系など、 片方を選択することでもう片方の選択を排除(又はメインから降ろす)していきます。
こうして、「無限大」から少しずつ着地地点を決めることとなるわけです。
一度排除した選択肢を戻すのは大変で、相応のエネルギーが要ります。
ゆえに残した選択肢を「守る」しかなくなる大人が多いのだと思います。
まとめ
子どもというのはすごいものです。
子ども達は、
・素直に学べる
・様々なことに好奇心を持つ
・全力を尽くす
・失敗を恐れない
・なりたいものになれるという強い意志がある
このように、今、自分が欲しいものが勢ぞろい。
そして、そんな大人を脱却したい。
「見て素直に学び」、「好奇心を持ち」、「全力を尽くす」。
そして、「なりたい(やりたい)心底思える」。
そんな「おとなげない大人」を目指したい。
娘からまだまだ学ぶことが多そうです。
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