バフェット・コード 9

おはようございます。

リュウです。

1995年から96年のポートフィリオを眺めてみると、

GEICOを子会社化し、

CapitalCitiesがディズニーの子会社になっている年です。

95年には、早売りの問題点について語っています。

●早売りの愚について

バフェットは、1951年にGEICO社の株式を350株買った。

10,282ドルで買ったこの株式は、

15259ドルになった時に売ってしまった。

PERが約1倍の、

ウェスター・インシュアランス・セキュリティーズ二投資をするためである。

しかしその後20年間、

私のGEICO株は持っていれば130万ドルになった。

実に売った時の575倍になっていたのです。

このことから、文字通り、

すばらしい会社の株式を売却してしまうのはオススメできない。

そのため、70年代の初め、

GEICOが保険を格安で販売してしまった過ちで、

一時期倒産しかけた際にGEICO株をごっそり買占め、

やがては子会社にするようになりました。

ディズニーでも、

そのブランド力の高さと利益率で購入したにもかかわらず、

数年間で売ってしまったことをバフェット氏は後悔しています。

長期保有は一見、次から次へ、

効率よく投資先を変えていくことより利益が出るように見えるかもしれません。

しかしながら、本当によい会社を入手した時、

その企業をごっそり買って長期保持することが大切です。

税的にも、配当的にも、手数料的にも、成長株的にも、

一番効率がよいことを教えてくれる例でしょう。

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