サラリーマンの通勤時間を考える

リュウです。

今日は、娘を横浜こども科学館(はまぎん こども宇宙科学館)に行って来ます。
まだ、2歳なので若干早いかなとも思いましたが、興味を持たせるのが親の仕事かなと。
興味があればまた行きたいというと思うのでまずはチャレンジですね。

さて、牛歩戦術並みに遅い速度で独立に向けて動いています。
現在は、本格的に動くうえで、税理士(その他フリーランスを含め)として独立するメリットとデメリットについて考えています。
 

メリットを突き詰めていくと、一番は「時間のコントロール可能性」なのかなと思っています。

仕事の多さ(多くを求めない場合もありますし)、業務の効率、取り組み方や繁忙期・閑散期で変わってくるのはサラリーマンも同じですが、一方で、通勤時間は独立した場合限りなく削ることは可能だと思っています。
 

今日は、そんな「通勤時間」について考えてみました。


※台風15号により入場制限された駅構内(2019.9 鎌倉市・大船駅)

 今日は時間の話でしたが、通勤のもう一つのデメリットは体力を削られることです。

 満員電車には出来れば乗りたくない。

●もくじ
1 通勤時間が無駄
2 スキマ時間よりまとまった時間
3 フリーランスのメリット・デメリットを時間の観点で

1 通勤時間が無駄
前の記事、台風15号の時にも強く感じたこと。
今、税理士として独立していたら、家にいて仕事が出来たということ、通勤時間を節約で出来たということ。
そして家にいる選択肢を取れるので、家族の安否を確認できること容易であることが重要です。

では、通勤時間は年間でどの程度になるか。

私の場合は、1日片道50分程度なので、往復100分。
年間少なくとも200日は仕事をしているので、

100分 × 200日 = 20,000分 です。

したがって、
20,000分 ÷ 60分 ≒ 333時間 ÷24時間 ≒ 13日と21時間 となります。

う~む。
「365日のうち、14日近く(睡眠時間を考慮したらもっと)通勤に時間をかけている」んですよね。
思った以上に多いな。

なお、都市圏の平均通勤時間は51分(「2015年国民生活時間調査報告書」)です。

2 スキマ時間よりまとまった時間

こういうときに自己啓発書等に出てくるのは「スキマ時間」

「スキマ時間を使って本を読め、勉強しろ。」と書いてあります。

確かに間違ってはいないと思います。
実際に、税理士試験の科目合格(特に理論暗記)はスキマ時間を活かして覚えて乗り切りました。

ですが、スキマ時間の利用はあくまで「次善の策」です。
言わずもがな、「同じ時間でも、スキマ時間を作らず、まとまった時間を集中することの方が有利」です。

したがって、スキマ時間は活用すべきではありますが、積極的なスキマ時間の作成を目指してはいけません。

スキマ時間は、サラリーマンの貴重な時間をサルベージする手段であることに留意する必要があります。

1日100分(1時間40分)、週5日で8時間20分。
通勤時間を減らし、集中して作業をすることでメリットが大きくなることになります。

次に、通勤時間を減らすためには、、

(1)近くに住む、(2)ルートを検討する、(3)独立する

等が考えられます。

(1)近くに住む
利便性や家賃を考えた上で、職場の近くに住むことにはそれだけ大きなメリットがあります。
大抵、職場近くは家賃が高い又は不便なところにあるなどのデメリットがあります。

(我が家は、妻の職場と私の職場の距離を考えた最寄り駅で、
これ以上近くするためには駅側にするしかないのですが・・・)

前者については、家賃分時間を活かす努力が必要ですが、メリットは大きいでしょう。

(2)ルートを検討する
こちらは「スキマ時間の活用」に近いですが、当方の通勤時間の片道50分のうち、
15分が徒歩
10分が列車
15分がバス
10分が列車・バスの待ち時間です。

細切れすぎて、スキマ時間としてすら使いにくいですね。

これが、同じ通勤時間でも仮に列車45分徒歩5分くらいになるよう、
「近くに住む」又は「そういう職場へ就職する」と良いと思います。

(通勤時間のために転職は中々厳しいので、住む場所の変更が優先されるでしょうね。)

時々、グリーン車などで勉強したりするブログ記事などもありますが、そこそこコストがかかるので価値と実益の比較を必要とします。

(3)独立する
元を正すと、独立する時のメリットの検討で無駄と感じた通勤時間、独立すれば、(お金が入るかは別として)「通勤時間を削ることも可能」です。

独立し事務所を自宅に構える。
それだけでサラリーマンと比べて、勤務日1日あたり100分が自分のものになります。

貴重な時間を手に入れるためには、独立が選択肢に上がりますね。

3 フリーランスのメリット・デメリットを時間の観点で
1.2で考えたとおり、「フリーランスは時間をコントロールできる」という大きなメリットがあります。

しかもスキマ時間ではないので、集中して新しい取り組みも可能。
新たなビジネスチャンスを見つける機会になる可能性もあります。
また、敢えて休むことも可能です。

まとまった時間が取れる大きなメリットに対し、当然リスクも多々あります。
 

仕事が無ければ事業は立ち行かなくなります。
ただ、独立もサラリーマンもそこまで立場の差はなくなってきました。

とはいえ、サラリーマンも個人事業もリスクの差はそこまでなくなってきたと思います。
60歳(65歳)まで働くことが出来ない時代ですし、景気が悪くなれば余った人員は辞めさせられる。

そう考えると、AIで単純作業、パターン作業が減っていく今後は、サラリーマンは手に職がある人(AIに代用されるようなものは同じですが)に比べて不利な立場になりつつあるのかと思っています。

サラリーマンも仕事がなくなればリストラになる、給料が減る、(周りの人員減で)現場環境が悪化する点では同じです。

こういう点からも、フリーランスへの憧れがさらに強くなりました。

●まとめ
・通勤時間は思った以上にコストになる
・スキマ時間はやむない手段と考えるべき、同じまとまった時間に集中するのには劣る
・時間を作るには、近くに住むか、まとまった時間になるよう通勤経路を決めるか、辞めるかくらいに限られる

・フリーランスはサラリーマンに比べ時間をコントロールしやすい

 

よく自己啓発書にも書かれていますが、時間は、貧富の差は関係なく一日24時間与えられた共通の財産です。

時間をコントロールできると、色々なことにチャレンジできる。

 

ここを常に頭において、仕事等に取り組んでいくことが大切です。

 

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