予報では今週も雨が続きますが、奇跡的に朝の日差しが出ています。
雨が降る前に娘とのんびり近くの公園にでも行こうかと。
早くコロナが落ち着いて、公園以外に出かけることができる環境になってほしい。そして、鉄道の旅をしたいものです。
さて本題。
今日は、株式投資の話。
最近税金と独立のことばかり進めているので、たまには投資のことを書いていきましょう。
当方「ベトナム株」にも投資をしています。
新興国投資は最近伸びていないという意見も確かにありますが、わたしの銘柄はそこそこのパフォーマンスをあげることができました。
とはいえ、コロナウイルス感染症の影響は少なくなく、ベトナム自体は比較的コロナの被害が軽微で抑えられても、世界経済が回らないため、ベトナム株の株価も軒並み低下しています。
VNインデックスでMAX30%減の状況(1月1日と比較)でした。
今はマイナス11%程度まで回復しています。
自分もコロナ直後に被害を受けましたが、幸い厄介な銘柄を速めに手放し、株式を持ち替えてマイナス5%以内に収まっています。
ポジショントーク(しかも今回は負け戦)を長々しても仕方ないので、ベトナム株の財務諸表を閲覧する方法を紹介します。
実は、一時期(口座保有者でないから?)見られなくなり、5月にブログ引っ越しした直後に復活した経緯があります。
間違いなく、ベトナム株投資をする日本人の方に役立つサイトになっています。
目次
ベトナムの企業情報が欲しい
かつては、「ベトナム企業情報」という本で調べることができたのですが、
2009,2010年に出たっきり、その後は出版されていません。
残念なことに、出版したタイミングが悪かった。
2006年頃にベトナム株ブームがありました。
ところが、2008年頃から2009年頃にかけて、リーマンショックのあおりを受けVNインデックスが1050から250まで急落。
この急落から回復するのに8年程度かかりました。
https://www.msn.com/ja-jp/money/indexdetails/stc-vni/fi-aqk2nm?symbol=VNI&form=PRFIHQ
(MSNマネー 期間を「すべて」で選択してください。)
この本は、そんなベトナム株の大底のときに出版されました。
ベトナム株は見向きもされなかった頃なので、本も売れずに終了したのでしょう。一部の顧客は有料コンテンツに流れていきました。
私の場合、ベトナム株投資を始めた頃に売っていた本だったのでうまく活用しました。
VNDirect証券との出会い
当時は新しい本だったとはいえ、情報はどんどん古くなります。
古い企業情報では、投資する上でジリ貧になることは明確です。
そこで私は、
「絶対に現地に情報サイトがある。
この情報化社会に、上場企業の情報をネットに提供をしないわけがない。」
と、全力で探してみました。
そこで見つけたのが、「VNDirect証券(https://www.vndirect.com.vn/)」です。
当証券では、口座開設をしていませんですが、企業情報を見る上で役立つので、たびたび閲覧しています。(※)
※一時期、個別銘柄検索が出来なくなりましたが、最近復活しました。
使い方
企業情報のページまでのアクセスをしてみましょう。
VNDirect証券のサイトにアクセス
まず、VNDirect証券のアドレスにアクセスします。
https://www.vndirect.com.vn/
英語版などもありますが、ベトナム語のほうが良いです。
現地の方のための情報ですので、英訳資料より情報が多めです。
ティッカーコードを入力
ティッカーコードを入力します。
今回は、我々外国人にも割と有名なビナミルク(VNM)を検索してみましょう。
なお、海外のサイトの例に漏れず、全角では出ません。
気をつけることはそれくらいです。
財務情報のページをクリック
ビナミルクの企業情報のトップページです。
当方、英語は得意ではないのでChromeで自動翻訳しています。
日本語サイトは現在はありません(10年前は中国語と日本語もあったのですが、今はありません。)
上述の通り、英語もあるのですが、情報量の問題で現地語のベトナム語を翻訳したほうが良いです。
ROEやEPS、短期のチャートは、発行株式数、ニュースはここで確認できます。
今回は財務情報を見るために「財務報告」をクリックします。
情報を閲覧
B/S,P/L、キャッシュフロー計算書を閲覧できます。
四半期、年単位で表示可能。1画面で5期まで見られます。
なお、概ねホーチミン・ハノイ市場は問題ないですが、UPCoM(店頭市場)銘柄などは、年単位でないと表示されないなど情報不足のものもあります。
(多分法整備の関係だと思われます。現地の方も恐らく情報として持っていない。)
日本と概ね同様、4半期の速報を45~50日程度で情報提供する企業が多めです。
なお、有名どころのティッカーコードがほしい方は、SBI証券などの取り扱い銘柄を見ると手軽に見つけられると思います。
https://search.sbisec.co.jp/v2/popwin/info/stock/pop6040_vn_list.html
(SBI証券 2020.7現在)
まとめ
今回まとめることは特にありません。
しいて言えば、「ね、簡単でしょ?」といったところでしょうか。
3を参考に、投資したい各銘柄のティッカーを打ち込んで企業分析を追求してみましょう。
何気に、今回の記事を書くために、リーマン直後の急落を示す過去のVNインデックスチャートを探したが意外に国内サイトで見つかりませんでした(又は有料)
5年くらいのチャートを出しているサイトは多数ありますが、15年以上遡るためにはMSN Money(米国)しかありませんでした。
急落したことを一番の教訓(かつ投資のチャンス)にすべきなのですが、のど元過ぎれば熱さも忘れてしまうようで、心配になります。
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