鉄印帳の旅、はじめます

今日まで妻の実家(九州)にいます。
台風が関東に近づいており、夕方に羽田空港なので直撃のタイミング。

無事に帰れるか不明のため色々と心配です。
直近まで結構重い仕事があったので、自由時間が実働2日間と例年になく厳しい日程でした。

ゆっくり休みたい反面、ストレスで心の部分にのんびりと羽目を外したかったので、鉄道の旅を決行。

今回は、当日に佐世保から有田まで片道3時間程度かかる松浦鉄道から始まり、のんびりと旅をしてきました。(長崎で1日ゆっくりとも考えていたのですが、それでは結局鬱々としたまま休みを終えてしまいそうな気がしました。)

今回は、そんな旅日記もさることながら、前から気になっていた「鉄印帳」に手を出してみました。

企画的には好みなのですが、前線踏破するには中々のエネルギーが必要なものです。

アプリやアナログで似た企画がある中で、「鉄印帳」が一番デザインとして好きです。

「鉄印帳」のはなし

鉄印帳とは何か。

それは、「御朱印の鉄道版」です。(公式ページ

全国の第3セクターの鉄道40社が参加して、御朱印のようなもの(鉄印)を作っています。
北は木古内→五稜郭(函館乗り入れ)を走る道南いさりび鉄道、熊本県の八代から鹿児島県の川内駅までをつなぐ肥薩おれんじ鉄道まで、北海道から九州を網羅しています。
(なお、青森県の青い森鉄道や沖縄県のゆいレールなどは入っていないものもあります。)

実際に台紙となる「鉄印帳」。
公式のものの一つがこちらになります。

まさに御朱印帳ですね。
これに全国40路線を制覇することで「マイスター」の称号を認定してもらうことが出来ます(有料)。

本家本元の「御朱印帳」同様いくつもの「鉄印帳」があります

ただ、40路線を制覇するとなると中々に大変です。
第三セクターの路線は、JRが非採算事業として新幹線開通と引き換えに手放した路線もある(と断言してはいけないのかもしれない)ので、どの路線もアクセスがそこそこ大変、かつ料金が高めのエリアが多いです。

条件付きで特例を受ける路線も一部ありますが、基本的には「青春18きっぷ対象外の路線」なので学生さんなどには、少々資力的に厳しいように思います。

そういった点で、社会人以上の少し資金力のある方(若しくは引退された方)が、全国を周る旅の途中でゲットするようなやり方が良いと思います。

今回は2つ

今回は、鉄印帳を目的とした旅ではありませんでした。

完全に無計画の(実は、当日午前4時半に行くことを決めて、午前7時30分の列車に乗り、しかも途中でルートを変えた)旅だったので、効率良いルートを取れませんでした。
というわけで力技で2カ所、「松浦鉄道」「平成ちくほう鉄道」に乗ってきました。
(宿を工夫すれば、甘木鉄道まで制覇できたかもしれませんが、この辺りが計画が甘かった感じです。)

「松浦鉄道」は、完全踏破(佐世保→伊万里→有田)しました。

鉄印は「佐世保駅」又は「たびら平戸口駅」の切符販売所で鉄印帳とともに販売しています。
切符を買うことも条件です。(この辺りは参拝が条件の御朱印帳と何ら変わらないし、普通に旅をする人なら気にならないと思います。)

今度、のんびり旅日記でも書きたいところです。

「平成筑豊鉄道」に関しては、
直方 → 金田 → 田川後藤寺 の路線のみで、全路線を完遂しているわけではありませんが、福岡県北部はまだ乗りたい路線があるので別の時に旅日記でも書いてみようかと思います。

平成ちくほう鉄道には2種類の鉄印があります。
それぞれ、路線の分岐点がある金田駅の改札前の「自動販売機」で入手可能。
窓口が空いていれば「鉄印帳」も販売しています(18時半までのため当方は未確認)。

改札を出るのですが、乗り継ぐ場合は車掌さんが買いに行くために改札を出るのをOKしてくれるかもしれません。(自分は「金田駅」行きの切符を買ってしまったので一度精算。)

こちらが旧バージョン。
こちらが新バージョン。

これで40分の2です。

割と旅に出ているものの40路線もあると果てしないですね。

気動車に乗ると心休まる

現在の職場のストレスフルな環境が原因で、何の準備をする時間もなく旅がスタートしたため計画的に回ることが出来ませんでした。(睡眠不足でテンションだけは高かったですが。

旅をしていて思うのは、ディーゼルの気動車が走っている路線が多いです。
(鉄印帳の路線は、把握していない路線もありますが概ね気動車ではないでしょうか。)

電車だと、路線にもよりますが静かなことが多い一方で、非電化路線では気動車が激しい音を立てながら走っていきます。あのディーゼルの音を聞くと、旅をしている幸福感がよみがえってきて心の疲れを取ってくれる気がします。

鉄印帳の対象となる路線はほとんど気動車の走る路線かと思います。
そういった意味では、鉄印帳の旅は、自分への癒しの旅とも言えます。

まとめ

というわけで、「鉄印帳、はじめました。」

「はじめました」が2週連続で続いたのには、好きなことをすることでストレスの回避手段とするものをはじめるのにあわせて、「人生の転機の後の指標」を作るための布石です。

・パーティ(家族)のコンディション維持
・全国を周る(ビジネスをする)という目標
・モチベーション維持

とするため。
数年後にうまく行っていることを想像しながら頑張っていきます。

「鉄印帳」、ポイントは4点。

 ・鉄道の御朱印帳といえる「鉄印帳」というものがある
 ・第三セクターの全国40路線が参加しており、「鉄印」を発行してくれる
 ・性質上、大体はアクセスが難しいエリア
 ・18きっぷも使えない場所が多いため社会人くらい資金力がないと厳しいかも

自分語り記事が多いですが、もう少しで安定してくると思うので、読んでる方も楽しい記事にしていきたいものです。

鉄印帳の存在を知っていれば過去の旅で、

 ・道南いさりび鉄道(完全踏破)
 ・智頭急行(一部乗車)
 ・肥薩おれんじ鉄道(購入できたけど全線未乗車)
 ・くま川鉄道(購入できたけど全線未乗車)

は、鉄印を貰えた駅までたどり着いていました。

とはいえ、鉄印帳、鉄印ともに日中に現地に向かわないともらえないエリアも多いようなので(窓口が開いてないともらえない?)、ガンガン終電まで乗り継いでいけば揃うわけでもなさそうです。
全て集めた方が既に800人くらいいるようですが、のんびりと集めてみましょう。

逆に、これらをモチベーションに全国を周るようなビジネスをしてみたいものです。

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