ちょっと事情があって、最近、自分の資産の状況をチェックすることに。
普段は9月末のみ年1回だけ整理していたのですが、米国株投資を始めて売買が活発になってきたので、今後は毎月比較してみても良いと思いました。
研究と投資の参考になるかもしれないので一旦公開するものの、そんなにカッコイイスコアではないのと他人のPFを観て役立つ要素があるか不明なので、一定期間したら消すかもしれません。
4月末時点での評価です。
目次
資産種類別
まずは、資産の種別ごとに評価。
現金預金等 32.3%
株式等 63.3%
その他資産 4.4%
資産割合、2月まではフルポジションで株式投資をしていましたが、現在は緩め。
よほど強い銘柄がない限りは”Sell in May”のセオリーで行きましょう。
①現金
最近、金融引き締めを見込んで少しキャッシュを増やしました。
失業者数のサプライズもあり、もうしばらく緩和政策が見込まれることから、状況に応じ再度購入しようと思いますが、5~9月は相場が不安定になりやすいので銘柄選びは慎重にします。
②株式(投資信託を含む)
現在は、基本的に株式投資で運用しています。
ここ数年の株高から流れには乗っていると思います。
ただ後述する通り、新興国(ベトナム)に偏らせていたため、資産の増加ペースはイマイチでした。
③不動産
今後を見据えて不動産投資を始めています。
現時点では現金メインですが、借り入れも検討。
数年後、どこかのタイミングで一回不動産投資を大きく行うチャンスが来ることを見込んで(一応、来ないことも想定)銀行等に融資を受けられる環境を作るため、中期の借り入れを目指しています。
④その他
・金地金
・仮想通貨(暗号資産)
・FX
その他の資産の割合はほぼゼロですが持っています。
これら資産は、チャンスが来た時に入れるように口座と若干の資金を入れて動きやすいようにしています。
・金地金
チャートを検索してもらうとわかるとおり、金相場自体は(比較的高かった)10年前と比較すると10%くらいしか上がっていないため、金投資で良い成績を上げるには、大きく下がったとき仕入れるしかない。難しい投資先だと思っています。
・仮想通貨
仮想通貨も、金相場のような動きをしています。
現在ある程度大きなブームが来てしまっているので今から買いは難しく感じます。
歴史的に暴落と暴騰を繰り返しているのも金に似ており、どこかで入るチャンスがありそうですね。
一応、BTCは1年程保有して6バガー達成して、最近売りました。
わずかしか買ってなかったので、ラーメン10杯分の利益です。
・FX
FXは、どう工夫を凝らしても大きく負けて退場した経験しかないため、明らかに勝てる流れの時に購入するか、外貨送金の時に使います。
必勝法があると良いのですが、どんな方法でも負けるときは負けますね。
株式等の保有内訳
全体の63%を占める株式投資の国別割合。
●国別の資産割合
日本 0%
ベトナム 59.5%
米国 40.5%
①日本
日本株の現在保有銘柄は0。
日本銘柄を推奨しない、というわけではなく米国株が好調だったのでそちらに一旦お金を移しました。
実は昨年(2020年)まではそこそこの割合で持っていたものの、経済回復の早さとワクチン開発の銘柄の購入のために完全に割り切って米国株へ転換。
早く日本株を売りすぎて一つ後悔したのが、「マネックス証券(8698)」を購入してたのに大きく上がる前に売ってしまった」ことです。
②米国
現在の主戦場、保有銘柄は12。
そのうち20,000USDを超える銘柄は2。
つみたてNISAも米国株の投信を購入しているのでこちらに含めます。
バフェット氏のバークシャーハサウェイ(BRK.B)も1株だけ残しています。
昔は、株主総会の冊子を送ってくれていたので、当時現地口座を開設して自己保有しました。
(日本国内の証券会社だと混蔵寄託方式であるため、自己保有ではありません。)
本腰を入れて米国株を始めたのが2020年なので、今のところ1年以上保有している銘柄はBRK.Bのみ。
個人的に期待しているのが、ウェルズファーゴ銀行(WFC)。
今は大分売却されたものの、元々はバフェット銘柄(バークシャー・ハサウェイ)です。
総量規制のペナルティを受けて大分業務も改善されたと見込まれるため、今後のペナルティ解除を見越して購入しています。
③ベトナム
かつての主戦場、保有銘柄数は5。
そのうち100,000,000VND(日本円換算で50万円)を超える銘柄は2つ。
2銘柄とも5年以上の付き合いです。
片方はアグリバンク保険(ABI)、先日記事にした通り、高キャッシュフローと低PERで負けにくい銘柄です。
中々目が出ず数年待ちましたが、2020年後半若干伸びました。
3 資産からみた今後の方針
資産の状況を加味して、今後の方針を整理したいと思います。
ベトナム株で配当(税引き後)+成長率を考慮しても、今持っているベトナム株を売却してS&P500(VOO,SPY)などに投資したほうが成績が良いかもしれません。
特に、老後資金は比較的ゆるく、成長も期待できる米国のETFや投信で十分だと思っています。
個別株に固執するより実際の資産増加を目指したいところです。
まとめ
自己の資産を分析してみました。
結論は大きく3つ。
① 売買の頻度に応じポートフォリオを定期的に確認・整理する
② 新興国(ベトナム)より米国の方が可能性が高い
③ 老後枠はインデックス(ETF)で十分
元々は5年くらい保有するのがメインだったため、年に1回くらいポートフォリオを見直せばよかったのですが、売買が増えると多数の銘柄で動きがわかりにくくなり、常に確定損益も動くため、月1回くらいPFを見直したほうがよさそうです。
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