インターネット官報で早めに官報合格を知ることができる

リュウです。

昨日から入院しています。今日夕方頃、手術です。
手術まではごろ寝をしているだけですが、落ち着きませんね。

ところで、今日は「税理士試験の合格発表日」ですね。
自信のある方は油断せず、無い方は諦めずに確認してみましょう。

今日は土日ではないのですが、やはり合格後も気になる発表日。

「税理士試験の合格発表の小話」でも触れてみようかと思います。

 

※インターネット官報の画面(スクリーンショット)(2018.12)

1.自分の頃の思い出
2.インターネットで官報を読める時代

3.インターネット官報の見方

1.自分の頃の思い出

試験について自分語りするのもアレですが、当時の印象が役立てば幸いです。

自分が合格した年は、なんらかで「悪問・奇問」が出ているイメージがあります。
それ故に、受かった年の科目は、「通った気がしていない又はこんなので通るのだろうか」と感じていた気がします。

 

予備校の成績もそこまで良くなく(特に国税徴収法は真ん中より下の成績、殆どは下3割のスコアでした。)

 

逆に行けると思っても不合格だった年(住民税H26〜H28)は、スタンダードな問題で点数に差がつかなかったのかもしれません。
 

(1)財務諸表論(H24)
財務諸表論と簿記論は1月の速習コースから始めました。(しかも7月試験の年です)

 

財務諸表を読むのが好きですが書くのは初めて。初めて故に楽しかったのもあり、21時40分に授業が終わって22時半に家に帰ると1時間くらい復習をして寝ていました。(妻子が居る今だととてもできません。)

当日の印象として、現在の過去問を確認したことはないのですが、私の年は理論が予想と大分異なったので差がつかず、計算問題の正確さが問われました。

理論が苦手だったのでありがたい年で、理論を1問飛ばして、計算問題をとき始めたときに時計を見て、「あと89分残っていた」ことを覚えています。

そして計算問題を終えてあと3分・・・・、ようやく終了と思いきや、「理論の2問目を書いてない!」、かなり焦りましたが、難問故に3分でかけるわけもなくやむなく空欄で提出。

でも、受かっていました。

真似してもリスクが高いだけですが、空欄でも難問なら合格できることを証明しています。おそらく相当難問だったのだと思います。(空欄で手を付けてないのもあり2問目は内容を覚えていません。1問目は「たな卸資産」)

(2)簿記論(H25)
H24でA評定だった簿記論を再戦。

概ね知識はあったので、「直前期まで総合問題を週1回」を続けて総合計算力を落とさず維持しました。苦手な「退職」、「連結」周辺は、会計士の過去問、簿記1級のテキストなどで「税理士試験と別の視点の問題」に取り組みました。

当日出たのは、「精算表」だったと思います。
裏をかかれたというよりは「税理士試験でこういう問題も出るんだなぁ」という印象。埋められるところを埋めたら終了。

「こんなので差がつくのか」と思っていたらラッキーパンチで合格。
この科目が一番受かった感じがしませんでした。

とはいえ、予備校の模試で唯一30%以内を取った科目でしたので総合力で合格できたのかとおもいます。
その時も、問1〜問3までBで総合でAだったので、「平均的に知識があり、ミスが少ない。」ことが簿記論の合格条件の年だったのかもしれませんね。

(3)国税徴収法(H29)
そこからいろいろな科目を転々としてました。税法の知識に飢えていたといえます。

多数の科目を勉強することは「満足できますが合格には遠回り」なのでやめたほうが良いです。

 

しかし、大学院に合格し、子も生まれ、卒業も迫る中、「これ以上受験を続けると一生合格できない」と思ったので、在学中合格を目指した勝負の年です。

国税徴収法は、H28のB評定に続き再受験。
もともと受けていた予備校と別の予備校で勉強しました。
簿記論と同じですが「違った視点での問題に慣れた」ことが合格の要因だと思います。

詳しくは「国税徴収法の攻略」に記事を書いているので参考にしてください。

税法(特にミニ税法)は、完璧に理解・暗記をした(やりきった)と自信を持てて初めて、合格ラインの土俵に上がれるといえるのかもしれません。

2.インターネットで官報を読める時代

さて、今日の話です。

あくまで5科目まで終わった方ですが、官報で名前が掲載されているのは受験生なら当然ご存知かと思います。

昔は、合格発表を郵送で待って、最終的な合格者は、自分の載っている官報を買いにって記念に取っておくものでしたが、今は朝一番に「インターネット官報」で確認を取ることができます。

そういった意味で、アナログな部分までデジタル化する情報化社会になったものだと実感しますね。

なお、大学院の免除(会計士、国税OB等)の方も、年度単位で免除対象者のリストの載った官報が6月に出ています。
この記事に乗せています。

3.インターネット官報の見方

インターネット官報のサイトにアクセスしてみてください。
公式によると、原則的に発表日の「8時半以降に掲載」されるようです。
(タイトルの表示は12月13日のもの、発表日は14日です。)

国家試験は号外に載ります。

東亜の友人も、今年の発表で官報に載る(はずの?)方が居るので若干楽しみです。
インターネット官報を知らない人ならば、自分が先に知ることになるかと思いますが、当人にはこっそり黙っています。

合格を見て思わず叫んだ財務諸表論、
合格して拍子抜けした簿記論、
合格を見て「やったー!!」と叫んだ瞬間に寝てた娘が泣き出した国税徴収法
と、合格したそれぞれのシーンを覚えています。

このような合格の瞬間をはっきりと覚えていることは、他の資格試験ではありません。

合格された科目がある方は違ったシチュエーションではありますが同じような経験をしたことがあるのではないでしょうか。
 

それくらい、税理士試験には時間とエネルギーを込めて受けたからこそ、よく覚えているのだと思います。

今日の結果で、みなさんが良い結果が出ることを祈っております。

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