本日、2年半続けた貸会議室事業を閉めました。
色々思い出がありますが、ここで一区切り。
今日は次のビジネスのために整理して、切り替えていくために記事にします。
会議室を閉鎖しました
先日の記事で書いたとおり、会議室を閉鎖しました。
反省点は先月まとめています。
2日前まで使ってくれる人がいて嬉しかったですが、コロナが回復しても利益を大きく出すことは困難と判断し終了。
8月末に閉鎖を決め、今日(9月19日)撤退、引き渡し。
そこまでの期間、3週間。撤退を決断したら、スムーズに終わりました。
心残りがないわけではありませんが、決断は間違ってなかったと思っています。
あっという間の2年6ヶ月
終わったビジネスなので今日くらいは語りたい。
2年半の思い出。
はじまり
大学院2年の秋、修士論文も終盤戦の頃、友人に会議室ビジネスを提案されました。
大阪で静かなブームになっていたようで、東京で始めてみないか。
「物件を借り入れて、時間貸しをする」というビジネス。
少ない資本で始められ、貸付け可能な時間帯に半分も埋まれば中々の利益が出る見込み。
面白そうなので飛びついてみました。
準備、そして事業開始
論文のめどがついてきた12月頃、会議室向きの不動産を探す。
候補地は、渋谷駅と横浜駅(他にも五反田、関内(横浜市))。
見込み客の多さを考えて渋谷駅を選択。
机・椅子・ホワイトボードなどを揃えて予約サイトに登録、事業開始。
大学院の論文公聴会が終わった頃でした。
初めて予約が入った時の感動を今でも覚えています。
苦戦そして、黒字化へ
予約は来るも、収益は家賃を超えるに至らずビジネスの成功の大変さを知る。
1年目(2018.3~12)は大きく赤字でした。
会議室以外に、撮影、ボードゲーム、イベントの控え室などの利用があるようでした。
お客さんを増やすために営業活動はするものの、中々効果はあがらない。
リピートを期待して、一括メール送付、電話営業なども行ってみました。
試行錯誤の末、複数の予約サイトで段々と利用者が増えてくるように。
2年目(2019.1~12)はギリギリの赤字。
バラつきはありますが、黒字を出す月も年の後半にポツポツ出てきました。
3年目に事業として成功を見込めるかなと思っていたところ、アクシデントが・・・。
コロナ~終焉
2020年3月、売上激減になる出来事が起こります。
「新型コロナウイルス」です。
部屋の中でみんなで集まることそのものが、ためらわれるようになりました。
そんな中、オンライン会議が普及。
ZOOMのお茶会をしたときに、この時間貸しビジネスの限界を感じました。
コロナ後も、昔以上の会議室需要を集めるのは困難と判断、9月の閉鎖に至ります。
次のステップへ
今日は、部屋の引渡後、共同で事業をしていた大学院の友人、紹介してくれた大学の先輩(不動産屋)と語りました。
「10個の事業を試して、1個成功すれば良い」
ひとつの失敗が全てではない。
諦めずどんどんチャレンジすることが大切。
他にチャレンジしている不動産事業のため、マイソクを見ている前向きさは見習いたい。
事業を手放すのは悲しいことですが、次のビジネスを始める機会と捉えましょう。
また、失敗したことを次に生かすことが大切。
「今度共同でやる事業は成功させよう。」
そう約束し、今日は友人と別れました。
次のビジネスは成功させたい!
がんばっていこう。
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