ScansnapとDr.Walletで家計簿の手間をほぼゼロに

ファイナンシャル・プランニング

リュウです。

今日はこれから、わが子を連れてフードコートでコーヒーと本を読みに行きます。
年が明けて、ようやくいつもどおりの週末といったところでしょうか。

昨日は、クラウド会計の入門編くらいとして、Scansnapと家計簿アプリのセッティングをしていました。
MoneyFowardMEの機能で色々実験していましたが、スキャナとの関係で一旦別アプリに変更。
設定だけで半日くらいかかりましたが、設定後はラクそうです。

今日は、「スキャナを使った家計簿アプリの利用」についてです。

一工夫で大分管理が楽になりました。


※2016年に使っていた家計簿 これはこれで好きですが・・・

目標(不便で改善したかったところ)

今まで不便だったところは以下の通り。

 ①レシートをカメラで撮る手間は無駄
 ②できる限り自動にして、費目別に
 ③自分と妻でいくら払ったかを一括管理

レシートをカメラで撮る手間は無駄

でスキャナでの読み込みが必須だと思いました。
Moneyfowardを使ってきたのですが、カメラが手間、読み込みの精度が悪いため、不便さが否めなかった次第。

できる限り自動にして、費目別に

両方を同時にするのに2アカウントで管理します。(2019年現在)

家計の支出の分類以上に、誰が支出したのかを確認したかったので、妻と自分の仕訳をすることに特化しました。

自分と妻でいくら払ったかを一括管理

費目での分類を諦め、「妻」、「私」、「共通財布から支出したもの」に分けました。

必要なアイテム

必要アイテムは2点

 ①Scansnap(IX100)
 ②Dr.Wallet
 ③Wi-Fi環境
 ④(導入まで)PC

Scansnap(IX100)

Scansnapの評判がよさそうだったので導入しました。
持ち運びも便利なこと、金額的にも安く試しやすいことでIX100を選択。

これに伴って、MoneyFowardMEは対応していないようなので一旦諦め。
(※なお、会計ソフトのMFクラウドは対応しています。まぁ、ここの読者には釈迦に説法状態かもしれない。)


※ScansnapIX100 早さ、コストパフォーマンス共にオススメ。

Dr.Wallet

機能的にはDr.WalletでもZaimでも良かったのですが、
レシート月100枚上限ですが、2アカウントとも無料で試せることと、スキャンの精度がよいらしいのでDr.Walletを選択。

Zaimは気が向いたら試してみます。

Wi-Fi環境

Wi-Fi環境でデータを扱える機能があるので家のルータから飛ばしています。
ふたを開ければガンガン取り込めるのでラクですね。

(導入まで)PC

Wi-Fi接続のために、PCにドライバをいれ接続設定しました。
Wi-Fiを接続できたら特に利用することはないかと思います。

アカウントの使い分け

細かい使い方は、Scansnapを利用したクラウド会計(家計簿の使い方)の紹介ページがいくつもあるので、仕組みのみ。

 ①ScansnapをPCを経由しWi-Fiルータにつなげられるようにします。
 ②ScansnapCloudというアプリで、

  スキャンしたデータをWi-FiからDr.Walletに入力するようにします
 ③読み込んだ画像は、20分待ちデータ化されるので、確認・分類します

以上。すごくシンプルです。


※ScansnapCloudの連携画面 レシートと名刺などをどう見分けているかは不明

なお、クレジットカードを使う決済も有るので、クレジットカードとの同期をMoneyFowardと同様にしても良いのですが、
基本的には領収書かレシートが出るので読み込んで分類すればよいと判断。

後述の通り、私的利用(他の世帯で言うところのおこづかい?)が多いので結局取り込んだデータを消す作業が億劫です。
手間を減らすのが目的なので、レシート読み込みに特化してみました。

アカウントを分けて利用したのは、上述の通り、「家計簿として種類別の出費がいくらか」と、「自分と妻のどちらが支出したものか」を同時に管理するのは、分類するのが手間なためです。

ならば、2つに分けてしまおうと今回は2アカウント体制をとってみました。

スキャンの時にアカウント切り替えをしなければいけないのが難点ですが、

週1回それぞれの読み込みをすればいいくらいの分量なので手間というほどではないでしょう。

1アカウント目

こちらは通常通り利用。
スキャンで読み込むことで、概ね費目まで分類されるので、どれにどの程度の費用を使っているかがわかります。

水道料金やガス料金などの納付書も読みこんでくれるので非常に便利です。

銀行決済やクレジットカードの情報などをクラウドにあげる必要があるかは個別判断ください。
生活費以外は折半していないので、かえって私的な買い物でのクレジットカード等の内容を個別で消すのが面倒に感じたので私は使いませんでした。

2アカウント目

こちらを家計簿アプリの費目を書き換えて利用しました。
何かのサイトで載っていた方法ですが、大分前にアイデアをみつけたので引用元が不明。

仕組みは1アカウント目より単純です。
収入は2種類、支出を3種類に限定しました。

 ①収入費目 「月初入金」、「その他」
 ②支出費目 「旦那」、「嫁」、「その他」

収入費目は、我が家でやっている、互いの共通財布に月初に入れるお金を入力します。
毎月1日以外に使うことは有りません。

支出費目は、自分の分と妻の分、直接共通財布から払ったものを「その他」で分けます。

スキャンした直後に費目を直すことになりますが、どちらかいくら支払ったかわかるので、最終的に折半をするときにラクです。

(なぜか消した費目の「食費」とか「光熱費」とかがスキャンで出てきてしまう難点あり。)


※Dr.Walletの画面 自分、妻、共通財布の支払いの3個に絞りました

4.感想

使ってみると、手間が減り、非常に管理がラクです。
会計事務所がどんどん導入しているのがわかります。

今までのスマホのカメラの読み込みの5倍くらい早い。(撮り直しなどの手間を考えると10倍くらい)
面白すぎて、他にレシートを読ませたいと思うくらいですね。

やることは、読ませて分類(工夫すればこれも自動化なのでしょうが今のところ手分類)するだけ。
仕組みはわかりませんが、Dr.Walletのスキャンの精度が高く安心して、分類に集中できます。
(今度Zaimも試そうかと。Dr.Walletの無料機能で十分なので課金が勿体無い感じもしますが。)

また、2アカウントに分けたことで、見やすくなりました。

取り込みのときにScansnapCloudの読込先のDr.Walletのアカウントを変更するのが手間ですが、
視覚で支出の種類がわかるアカウントと、互いにどれくらい費用を支払っているかわかるので非常に便利です。

前に試験的にMoneyFowardMEを使った時にも思いましたが、クラウド会計の仕組みは面白そうですね。

自分の不動産事業でもやってみたいところ・・・なのですが、それほど年間でレシートが出るわけではないので導入しなくても集計できるのが難点。確定申告書面までどういう形になるか試すために導入してみようかなと思います。
 

最後に

FPさんのセミナーでも良く勧めている家計の管理方法は家計簿をつけることです。
何に出費をしているかどうかを目で見分けられるのは重要です。

我が家は元々つけていましたが、目的は家計費の折半のためなので、出費についてもある程度管理したいところです。

多分自分はコーヒー代(喫茶店代)が結構かかっていそうです。

※2020.5.13 レイアウトを修正

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