シェアサイクルを使って沖縄を散策する

旅行(鉄道)

沖縄に行ってきました。

用事で行ったため日程は1泊2日、観光計画も立ててなかったのですが、2日ともそれぞれ半日くらい余裕があったので、空いた時間に「琉球八社」の御朱印をいただこうと思い、決意しました。

琉球八社については、

琉球八社の回り方 御朱印拝受の方法を考察 沖縄の神社を巡る旅

がとても参考になりました。多謝。

移動に、自動車か自転車か迷いましたが、小回りの利くレンタサイクルを探していたところ、シェアサイクルというものがあることを知りました。

結構便利だったのですが、使い方や良し悪しもありましたので今回はブログに残してみました。

シェアサイクルとは

シェアサイクルとは、アプリなどを介して、他の人と自転車をシェアして利用できる仕組みのことです。

今回は、HELLO CYCLEというアプリを使ってみました。
他にも「ちゅらチャリ」、「CYCY(サイサイ)」等があるようです。
(止める場所がサイサイと同じ場所だったので、同じ系列なのかもしれない。)

仕様

(1)料金

沖縄県内では、料金15分80円・12時間1,000円が上限です。

(2)手順

まずはサイトで登録します。

https://www.hellocycling.jp/app/login
にアクセスします。

①アカウント作成

「アカウント作成」を選びます。
 ・名前、メールアドレス、電話番号、パスワードを入力
 ・アンケート
 ・決済方法を入力

以上を入力し、確認メールをチェックしたら利用可能です。
(5分程度でできます。)

②アプリをインストール

HELLO CYCLINGのアプリをインストールします。(必須のようです。)
この辺りは、他のシェアサイクルも同様だと思います。

③予約する

まずは地域を検索します。
那覇市の中心地の一つ「おもろまち駅」周辺のシェアサイクルを探すと・・・?

マップに出てきました。
透明な部分は借りられるシェアサイクルがない場所です。
(返却はほとんどの場合可能。)

また、シェアサイクルの特性(返したら次の人がすぐ使える)か、このように満充電されていない自転車もあります。

④借りる

予約するとパスワードが表示されます。
30分以内に現地に行き、電源を入れ、パスワード(4桁)を入力すると鍵が開き利用できます。

物理的な鍵はなく、鍵を開けるときは、都度パスワードを使います。

⑤返却する

使用し終えたら返却します。
放置すると延々に料金が加算されます。

返却も予約画面で行います。
(おそらく仕様上満車だと返却不可能ですが、借りるときとは違い、駐車場の数は自転車の数に比べて余裕を持った配置になっているようです。)
現地についてからも可能。

30分のやはり時間制限があります。

電源を入れて、「RETURN」で「1 返却」を入力し返却します。
パスワードは不要です。

シェアサイクルの長所と短所

(1)長所

①人を介さず、すぐ借りられる

普通のレンタカー、レンタサイクルだと、どうしても受付の人と手続きが必要になります。

一方で、シェアサイクル(おそらくシェアカーもそうだおともう)だと、すぐ予約、すぐ借りられるというメリットがあり、時間を無駄にせずに済みます。

②決済もラク

決済もクレジットカードに対応しているなど、即決済可能なので、すぐ使えます。

③同じ場所に返さなくても良い

空きのある駐車ポイントならどこでも返却可能なこと。
今回、自分が使ったときも、借りた場所から10km以上離れた場所でした。

(2)短所

①スマホ必須、電池切れに注意!

鍵をかけるにも、予約をするにもスマホ必須であることが若干不便です。

ナビゲーションをスマホで行う方も多いと思うので、スマホの電源が切れると途端に返却ができないことになり、費用も加算されていきます。

②電池が満充電とは限らない

おそらく定期的に補充していると思いますが、電池切れの問題があります。

今回自分が借りたときは、既に5ゲージのうち3でした。
最初からエコモードで走り、3時間後には1の点滅状態(あと平地で5kmくらいで電池切れだったようです。)

地味に本体の充電は5段階だけど、マップで本体の状態を見ると3段階で表示されているのが惜しい。(満充電かと思って借りると、現地で4/5になっていることがあり借りる時に若干迷う)

なお、料金こそ12時間1,000円ですが、程々電動サポートを受けて走り続けるとエコモードでも数時間でなくなります。

③停車場に人数分あるわけではない

これは、通常のレンタサイクルなどでも同じですが、別の自転車置き場を予約して合流するなどを検討しなければなりません。

個人的には、沖縄で使うときは、ゆいレール沿いにシェアサイクル置き場が相当数あったため、ゆいレールの1日乗車券とセットで活用すると使いやすいかもしれません。
駅の距離も短いので、A駅とB駅で1台借りて合流など可能です。

これは、返すときも同様で、駅のコインロッカーなどに荷物を預けて、最後に荷物を預けたロッカーの駅によって帰れば良いわけです。

その他注意点(GoogleMAP)

これはシェアサイクルの良し悪しの話ではありませんが、GoogleMAPを使って、スマホを固定しながらナビ代わりに使っていましたが、

沖縄県内だと「自動車用」と「徒歩用」しかないため、

 ・自動車専用道路
 ・(徒歩で降りられる)階段

で、一旦道を戻らなければならないケースがありました。

ピンポイントなネタですが、自転車ルートで苦戦したエリアを3つほど挙げておきます。
私と同じ琉球八社に御朱印を貰いに行く時に参考になるかもしれません。

(1)牧港から登った坂(ナビ:自動車用)

58号から牧港の坂を登ったところ。
病院、介護老人保健施設が並んでいて・・・、

歩道が途中で終わっている。
自動車専用道路のようです。

やむなく引き返す。

これのせいで20分遅くなり、電動自転車のバッテリー切れ寸前になりました。
電動自転車は電池切れになると重いだけの自転車になるのでバッテリー残量の管理は大切です。

(2)泊大橋(ナビ:歩行者用)

海側を走るととても景色の良い場所を通ります。

泊大橋も、電動自転車じゃないとかなり辛いですが、良い景色に巡り会えます。
専用道路ではないですが、そこまで太くない片道2車線道路にかなりの台数の車両が高速で走っているので自転車で走るには若干危ない。

高速で飛ばす車両が多いのでやむなく歩道を走らせてもらっていたのですが・・・、

「下り階段しかない!」

自転車用のなだらかな坂すらないです。

車道と歩道の間には安全のため、、かなり高めのガードレールがあり、電動自転車を持ち上げるには至らず。引き返すには1キロ位、しかも急な坂なので結構危ない。

そこで、やむなく階段を利用しました。
なお、危ないですがここは一応自転車も通れると思います。

階段は大変でしたが、景色はものすごく良いので必見です。

(3)末吉宮周辺(ナビ:徒歩)

末吉宮に向かう途中。

ゆいレール沿いが急な坂を登るところだったので下道で川沿いを走っていました。
ナビが指し示す先は・・・・、

「登り階段」

・・・流石に20キロくらいの電動自転車を持ち上げて、ゴールの見えない上り坂は難しい。

もしかしたらついたかもしれませんが、諦めて引き返しました。
末吉宮は、ゆいレール「儀保(ぎぼ)駅」の手前までゆいレール沿いを登ったほうがラクにいけます。

このように、「徒歩でも自動車でもナビで苦戦する」ようです。

なお、末吉宮は琉球八社(まだ行っていない金武宮を除く)で、一番の難所でした。
(自動車を止める場所が付近にないので、自動車だと一番苦戦すると思います。
 その点では自転車で正解でした。)

まとめ

シェアサイクルは一長一短あるものの便利。
大事なことは4点。

1 シェアサイクルは思ったよりも便利、すぐID作成可能、すぐ予約可能、スマホでかんたんに借りたり返したり可能。
2 スマホが動かないと使えない、返せない、鍵を開けられない
3 複数人利用の場合充電やシェアサイクルが足りないこともある
4 ナビは自転車用を使う

HELLO CYCLINGは沖縄以外でもあるので、気になる方は使ってみると良いと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました