生命保険を、今月ひとつ解約しました。
現在働いている会社の団体保険のみになりました。
ようやくキャッシュフローの整理が完了した気がします。
あとは収入をあげていくだけでしょう。
それにしても今まで入っていた生命保険、
落ち着いて精査してみると非常に無駄が多い。
20代でがんにかかる確率なんてほぼ0なのにもかかわらず、
50万くらい支払っていたのですからもったいない限りです。
50万円を、年利4%(5%の20%税引き後)で育てていったら、
10年で利息だけで(50×0.4802)24万円以上になったのですから、
掛け捨て保険よりがんに対して前向きです。
しかも流動資産ですので。
カドがたつので、どこの会社かは書きませんが、
漢字4文字の生命保険会社です。
思えば、新しい保険を3月くらいに勧められたとき、
(このとき基礎知識だけ持って会話をした。)
私が、
「がん保険って、もしかして20代の頃ってほとんどムダじゃないですか?」
と聞いたとき、
「結果としてはそうですね。」
と、しれっと言い返してきた案内のお兄さん。
あの人の言葉で、解約を心の底で決めていました。
「もしかして、国債(や株式)を買って、
現金に近い状態でもっておいた方が医療保険より安全じゃないかと思ったんです。」
という言葉にも、煮え切らない回答をしていました。
団体保険が12月で切り替わり、
11月はセールスレディの成績が重視される月のようなので、
イヤがらせなどはせず、10月に解約しました。
母親は、がんに一度かかっているので、
生命保険の変更は困難なのでそのまま加入させますが、
妹の保険を見直すよう促したいと思います。
解約をした時、セールスレディのおばちゃんが、
まったく引きとめもしなかったのは意外でした。
実は解約されてしかるべき内容の保険だったのか。
(どうも、調べる限り契約させた人どころか営業所に利益になる契約だったようです)
それとも、3月に「精査してから決めなおします。」の回答以降音沙汰もないので、
すでに解約は織り込み済みだったのか。
11月が保険会社の地獄の月だからその前に解約したかったのか。
疑念はありますが、面倒な解約にならなかったので良しとします。
やや感情的に書いてしまいましたが、
せめて家族や知り合いが変な保険をつかまされて、
つらい目にあわないよう支援したいものです。
とはいえ、FPになるわけではありません。
参考書籍として、後田享さんの「生命保険のウラ側」、
あと、
http://hokenno3704.blog60.fc2.com/?m&no=2
この方の考察が役に立つかと思います。
加えて、
・社会保険(共済・国保)の知識(特に高額療養費)
・遺族年金
(・障害年金)
の2つ(+1つ)の知識があると心強いです。
私が入っている保険は職場の団体保険なので、
説明しても同じ保険に入ることはできないのですが、
概要として主なポイントは、
・所得保障保険(現在の生命保険で一番理にかなって、しかも安い商品)
・がんの一時金あり(保障の割にそれほど高くないため)
・(長期)医療保障あり
の制度です。
長期医療保障がおそらく魅力ですね。
60歳まで最大月10万円の保障となります。
ただ、現時点で所帯を持っていないので、かなり保障は低めにしています。
子が産まれたら学資保険、ある程度資産が固まったら全解約ですね。
先進医療だけは付け加えたかったものの、なかったのであきらめました。
現在日本にある保険の中で一番優秀な所得保証保険ははずせません。
特に所帯をもった人には、残された家族のために有効です。
詳しく書いても、同じ職場ではないため、この保険に入れるというわけではないので、
実際に本を読んで、自分の保険を見つけ出してください。
決して、死亡保険金でラクな生活をしよう(させよう)なんていう、
一昔前のサスペンスドラマみたいなことを考えない方が無難です。
その保険料を貯蓄・運用した方がよっぽどお金になりますので。
それだけ貢いで、たいした運用益を上げてないので配当金も出ない。
そんな保険会社が多いというのは、すでに見過ごせない事実ですね。
バフェットは、日本の保険会社を見てどう思うのでしょうかね・・・・。
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